バーチャルオフィスでの社会保険に加入するには?
これからバーチャルオフィスで社会保険に加入する際の社会保険の種類や加入する手続きについてお伝えしたいと思います。
法人の加入が必要となる社会保険の種類はコレ
<健康保険>
法人契約の企業で働く全ての従業員に適用される保険制度。自営業の場合の保険制度は「国民健康保険」となります。日本では「健康保険」または「国民健康保険」に加入することとされています。
<厚生年金保険>
法人契約している企業で働く従業員が加入する国の年金制度。相談や手続きなどについては日本年金機構(年金事務所)が行っています。
<雇用保険>
労働者を雇用している事業者が加入しなければならない国の雇用保険制度。
事務手続きなどについては公共職業安定所(ハローワーク)などが行っています。
<労災保険>
労働者が業務中や通勤の際に事故などでケガや病気になった場合に対して保障を行う保険制度。適用については事業所単位での手続きが可能となっています。
このように会社を設立することで社会保険が義務付けとなる場合があります。
社会保険は会社が負担する保険料は高額となるため加入については、十分に考慮した上で手続きが必要となります。
バーチャルオフィスで社会保険に加入する手続きはコレ
<社会保険と厚生年金の手続き場所>
事業所の所在地を管轄する事務センターまたは所在地を管轄する日本年金機構(年金事務所)となります。
<社会保険と厚生年金の手続き方法>
手続き方法は「電子申請」「郵送」「窓口」があります。
<バーチャルオフィスでの社会保険の手続きの注意>
社会保険の手続き時に必要書類の保管場所について指摘される場合がありますので、バーチャルオフィスであることを伝える必要があります。
健康保険や厚生年金保険などの手続き書類はコレ
<新規適用届>
健康保険や厚生年金保険の新規適用届は2枚「事業所態分類票」と「事業所在地の地図」が必要で、法人は法人(商業)登記簿謄本の原本も合わせて提出する必要があります。
<被保険者資格取得届>
健康保険や厚生年金保険の被保険者資格取得届は従業員から年金手帳をコピーしたものを提出または基礎年金番号を記載する必要があります。
<被扶養者(異動)届 国民年金第3号被保険者該当関係届>
従業員である被保険者に扶養者がいる場合に必要となる書類です。
その他に必要に応じて健康保険被保険者証などを添付して手続きを行います。